講師/講演内容
14:00- 永井将太 先生 藤田保健衛生大学七栗サナトリウムリハビリテーション部
FIT (full-time integrated) programの成果
14:45- 武田斉子 先生 藤田保健衛生大学医学部リハビリテーション医学講座
咀嚼-嚥下連関
15:30- 辻 哲也 先生 慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室
脳の可塑性 - 磁気刺激による検討
永井からは、脳卒中訓練に量と質の概念を持ち込んだFIT programの理念、実行環境を説明した上で、成果(FIMが早く改善する、在院日数が短縮される、最終予後も良くなる)が供覧されました。武田からは、飲み込むプロセスに咀嚼が影響を与える、すなわち、咀嚼することで食塊が咽頭まで降りやすくなることなどが示されました。
辻先生からは、脳に磁気刺激を連発で与えたり、脳と末梢との同時刺激をしたりすることにより、脳の反応性が変わることが実際の研究データを用いて示されました。リハビリで扱う脳疾患の経頭蓋磁気刺激による治療の可能性も説明されました。
会場 鈴鹿サーキット内グランプリホール
2001.12.4 SS