講師 山崎泰広 先生
株式会社アクセスインターナショナル社長
会場 松阪コミュニティー文化センター
講演内容 高齢者と脳卒中患者のためのシーティング
車椅子に関し、経験の非常に豊富な山崎氏にご講演頂きました。実際に車椅子をいくつも並べてのプレゼンには迫力がありました
運搬の道具ではなく生活の場としての車椅子に対する考え方が示されました。移乗が出来ないと聞いたときに、どんな車椅子で? アームレストははずせる車椅子で?と聞き返すという山崎氏の意見にはうなずかされました。また布製の椅子はデッキチェアくらいしかないのに、車椅子の多くが布製というコメントにも考えさせられました。座圧分布にしても、健常者で良くても脊髄損傷者で都合が悪いこともある、との実例も示されました。
身体の傾きを増すクッション、留めるクッションという考え方も分かりやすかったです。
日本作業療法士協会生涯教育講座の認定を受けており、三重県地域リハビリテーション広域支援センター指定講演でもあります。
2004.9.20 SS