講師 富田 豊 先生
慶應義塾大学理工学部 教授
講演内容 リハビリテーション工学の実際 - 生活の拡大をめざして
電気刺激を用いた歩行再建手法を脊髄損傷と脳卒中に適応した事例、および離床センサーについてお話していただきました。富田先生および富田研の学生さんが実際にリハビリセンターに通って研究された内容でした。
電気刺激については内側股関節継手付長下肢装具(PrimeWalk)と電気刺激の組合せを、脳卒中片麻痺では小型で膝用サポータに取り付けられる電気刺激装置を紹介下さいました。残存している非常に小さな筋電を検知して電気刺激を与える機能付きだそうです。
離床センサーは、洗濯ばさみのついたひもセンサーから、圧のセンサー、赤外線センサーなどの良い点、問題点なども教えて頂きました。さらには、風呂での溺水防止用のモニタまで出てきました。
会場 三重県総合文化センター
2004.11.6 SS