中部労災病院リハビリテーション科 第2リハビリテーション科部長
講演内容 「臨床に役に立つ脊髄損傷リハビリテーションの実際」
脊髄損傷に由来する障害は、運動麻痺だけでなく、感覚障害・膀胱直腸障害・自律神経機能障害など多彩なものがあり、また2次的な合併症も含めその対応にはさまざまな専門職のチーム医療が必要となる。それらの障害に対する適切な対応が行われることにより、脊髄損傷者のリハビリテーションを円滑に遂行することができる。演者の20数年にわたる脊髄損傷医療に関わった経験から、実地臨床に役立つ情報を提供したい。
当日のご講演では、スプリングバランサー・自助具・装具の活用法等から始まり、麻痺レベルとADLの話に進みました。さらに痛みのマネジメント、幻肢の症例、関節運動学的アプローチ、呼吸器感染症、自律神経過緊張反射、起立性低血圧、便のかたさなど様々な話題が提供されました。
(「ジョイントファシリテーション」との誤記載をしておりました。お詫びして訂正します 2006.10.29 SS)
会場 三重県総合文化センター
2006.10.26 SS (10.29修正)