日程
2011年7月20日(水) 講演 18:00-19:00
講師
鳥羽研二先生 国立長寿医療研究センター病院長
演題名
多職種協働による認知症の包括的アプローチ
講演内容
老年医学の権威で、昨年より国立長寿医療研究センターに移られた鳥羽先生の洒脱なお話しを伺えました。
秋桜の歌詞から白質病変、ラクナ梗塞などが浮かび上がってきました。独居高齢者のいろいろな特徴も学びました。
また認知症は症状の一つ一つだけに対応するのではなく、トータルに判断するのが大切と教えられました。認知症の短期集中リハビリの実態を示され、薬物とリハビリの併用の有用性を強調されました。 認知症患者には、いろいろなものをやってもらうより、好きなことを繰り返してもらうほうが良いとの見解が示されました。
意味性認知症のリハビリ経験も教えて戴き、重度認知症例に対するアプローチや認知症から見たwith agingの考え方にも話しは及び、あっという間の1時間でした。