第81回七栗リハビリテーションセミナー

日程sumita

2013.7.12 ( 金)  講演 18:30-20:00

講師

錦海リハビリテーション病院 副院長 角田 賢先生 

演題名

生活期リハビリテーション - 住み慣れた町で暮らすために、リハは何ができるのか

講演内容

今後の後期高齢者の増加、それも都市圏で増えることへの対処の必要性から始まりました。回復期リハの充実に較べ、急性期や維持期(生活期)が寂しい状態にあります。介護保険利用者の介護度は悪化していきます。地域包括ケアシステムは歩いて30分のことを想定し、これは都会のことを想定しています。このシステムの模式絵の中に「在宅リハ」が描かれていないことに問題があります。

sumita能力の維持・改善が介護負担軽減に繋がり、住み慣れた地域での生活に繋がります。これをするのが在宅リハです。デイケア、デイサービスの違いにも言及してもらいました。錦海のデイケアは食事も入浴も提供せずであり、リハのみでの充実ぶりを示して戴きました。それでも個別訓練が20-40分、週2回しかありません。訪問リハは自宅での生活に即したリハなので、介護者や他の介護サービス職種への指導を含め、活かしていくことが重要と伺いました。

その人らしく暮らすために生活気リハの質・量両面のより一層の充実が求められています。

 

 

 

 

 

会場

三重県総合文化センター

2013.7.13