医療機能の分化と連携、地域包括ケアを柱に医療・介護が変化していきます。そのなかで、我々は「回復期」機能を中核に据えた病院を目指しています。回復期リハビリテーションと緩和ケア、そしてそれを支える栄養サポート機能、地域との連携を目指し、通所リハビリテーションに加え2016年には訪問リハビリテーションも開始しました。
自らの歩みを振り返り、さらに高めていくために、我々の2016年度の状況を年報としてまとめました。ご一読頂ければ幸いです。
2016年度に行った、一般病棟での緩和ケア機能を向上させるハイブリッド緩和ケアの概念強化や、療養型病棟を回復期リハビリテーション病棟への変更に続き、2017年8月には増築棟も竣工してリハビリテーションの訓練スペースが倍増します。地域の皆さんに使って戴けるホールもできあがります。
患者さんに優しく、そしてより良い生活の質を目指す七栗を、これからもご活用戴きますよう、よろしくお願い申し上げます。
藤田保健衛生大学七栗記念病院
病院長 園田 茂