七栗バーデン・バーデン計画

1986年8月 学校法人 藤田学園 七栗バーデン・バーデン計画の存在

 現在の七栗サナトリウムが開院する1年前に七栗バーデン・バーデン計画が 学校法人藤田学園にて、創設者「藤田啓介」のもとで計画されていました。これは西ドイツの"シュヴァルツヴァルト" (黒い森)の北部に位置するヨーロッパ有数の温泉保 養地であるバーデン・バーデンを模した施設を名湯で有名な七栗の地に作る計画でした。

   七栗バーデンバーデン計画

    

七栗バーデンバーデンのゾーニング計画

 七栗バーデンバーデンは6つのゾーンで構成される保養地として計画されました。

  1. 療養:サナトリウム・ホスピス
  2. 森林浴・散策:緑・川
  3. 生薬研究(アロエ):医学研究施設
  4. 宿泊所・市民大学:集会・宿泊・厚生施設
  5. スポーツ:プール・テニス・ゲートボール
  6. 音楽・映画:野外ホール

 

    ゾーニング計画

     全体計画

   敷地ゾーニング計画概要

      配置計画図

  

七栗サナトリウムの建設

 七栗バーデンバーデン計画の第2弾として生薬研究所(現在の七栗記念研究所)の次に計画されたのが現在の七栗サナトリウムです。当初は温泉療法を取り入れたリハビリテーションとホスピスとしてスタートして25周年を迎えました。もし、創設者藤田啓介先生がご存命ならば、バーデンバーデン計画が進んでいたかもしれません。

  

              ☆七栗サナトリウムの完成予想図

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