七栗サナトリウムは、急性期・回復期・終末期・慢性期・在宅医療とそれぞれの立場の違いを理解して、連携することで「その人らしく生きる(生活する)」をチーム一丸となり支援しております。私は今まで、看護は基本的な知識や技術を持っていることで何かできると、臨床で漠然と看護を実践して来ました。しかし七栗サナトリウムに入職させていただいてから12年間の経験を振り返ってみますと、患者さまやご家族の「笑顔」「豊かさ」「強さ」「思いやり」等に、励まされたのは私自身でありました。「その人らしく生きる支援」を実践していくには、私自身が「より良く生きる」努力が必要であることを学びました。 現在、回復期リハビリに携わり、患者さまやご家族が、その人らしい生活を再構築するためには、患者さまやご家族のこれまでの人生に目を向け、入院から在宅までのプロセスのなかで、「患者を支える」「家族を支える」「他職種に働きかえる」「地域へつなげる」視点を持ち、支援することを役割として日々奮闘しております。今後も患者さまやご家族が七栗に来て良かったと思ってくださること、信頼され選ばれる医療・看護を目指しチーム一丸となり頑張っていきたいと思っております。
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