津市久居消防署にお邪魔し、「愛護的な傷病者の搬送」について出前講演会を開催致しました。講師は理学療法士の冨田 専門技師と、看護師の川本 副主任です。
事前の打ち合わせでは、緊急事態の中であっても、傷病者の方に少しでも負担をかけない工夫はないだろうか? ぜひそのような工夫や技術について理解を深めたいと、ご要望を頂きました
お話を頂いた後、緊急搬送の専門家である消防士、救急救命士の方々に対し、我々がお力になれることは何か、講師の2人で丁寧に相談を重ねました。
私たちが普段実践している、「ボディメカニクスの理論やその実践方法」、「患者さんへの触れ方や介助のコツ」、そして「安心をお伝えするということ」をご説明し、その中から緊急場面で応用できる部分を生かしてもらおうと、出前講演会に臨みました。
20名を超える参加者の皆様と共に、講義と実技を組み合わせた1時間の講演で、とても有意義な時間を共有させてもらいました。
消防士、救急救命士の方々が、実場面で生かせる「ヒント」が1つでも多くあるといいな、そのように願っております。
津市久居消防署の皆様、ありがとうございました。
<2023.3.30>