緩和ケア病棟への入院

緩和ケア・外科入院案内

当院の方針

苦痛を伴う無理な延命治療は行わず、患者さんとご家族が穏やかで幸せな時間を過ごせるように、積極的な苦痛症状の緩和と、栄養療法を専門的に行っていきます。

入院対象

  1. 治療が困難ながん患者さん
  2. 患者さんが入院を希望されている場合、または患者さまが意思表示できないときは、そのご家族が入院を希望されている場合
  3. 紹介元の主治医が緩和ケアを必要とし、入院相談外来でも入院の必要性があると判断した場合 そのほかにも様々なケースの患者さまの入院をお受けしたします
  • 栄養状態の改善を目的とした入院
  • 疼痛のコントロール、医療用麻薬の導入などを目的とした入院
  • 腹水(胸水)濾過濃縮再静注法(CART)を目的とした入院
    CARTとは:腹水(胸水)を抜いて濾過し、中にあるたんぱく質を点滴にして再利用する処置です
  • レスパイト入院
    レスパイト入院とは:在宅介護などで介護者が疲れ切ってしまうことを防ぐための短期入院です

入院相談方法

入院相談をご希望の方は、現在の主治医からの診療情報提供書、患者さんご本人の健康保険証、病状のわかるレントゲン写真などをお持ちの上、総合受付窓口にお越しください。入院相談では、病気の経過、日常生活の状況、身体的・精神的な苦痛、社会的な問題、患者さんご家族のご要望などを担当医師・担当看護師が伺います。必要に応じて、医療ソーシャルワーカーとの面談もできます。緊急入院以外の入院日は予約制となります。

入院相談受付時間   月曜日~金曜日 8:45~11:30  土曜日 予約制

患者さんご本人、もしくはご家族のみの受診でも可能です。
土曜日は予約制(①9時 ②10時)となりますので、必ず事前予約が必要です。
事前予約につきましては、前日17時までにお願いいたします。
予約当日は、事務手続きと看護師の聞き取りを行いますので、予約時間の15分前にお越しください。
なお、診療の都合によりお待たせする場合もございます。ご理解いただきますようお願いいたします。
来院方法や入院手続きなどの事務的なご相談は、入退院支援室が対応いたします。

お問い合わせ先 病院代表  電話 059-252-1555 FAX 059-252-1383
         医療福祉相談室 059-252-3089
         入退院支援室 059-252-3030
         医事課(予約担当) 059-252-3009

外来(家族相談)担当

教授   医師 教授 准教授  
伊藤彰博 ※1)交代制 正見勇太 伊藤彰博 村井美代 ※2)交代制
入院相談のみ予約制

※1)火曜日は、臼井教授・村井准教授が交代で診察します。
※2)土曜日は、緩和ケア・外科医師が交代で診察します。

病棟

入院日は入院していただくお部屋の目途がたち次第、入退院支援室よりご連絡致します。
まずは、一般病棟(特別病室・個室・3人床・4人床)に入院をしていただき、病状、ご希望などをもとに緩和ケア病棟に転入していただきます。症状が落ち着かれている患者さんは療養病棟への転入をいただく場合もございます。患者さんの病状や厚生労働省の定めた病棟入院患者基準などにより、ご希望の病棟をお勧めできないこともあります。